藤枝市ピアノ教師の音楽ノート

水曜日の午前中から午後の早い時間は　いつものお三方が　月に２度、
一時間ずつのレッスンを取っていらっしゃいます。

チェルニーやバッハの生徒さんの為の教材の研究をはじめ、
バッハのフランス組曲、イギリス組曲、ベートーベンやハイドンのソナタ、
ショパンの革命のエチュード、ブラームスの間奏曲、ラヴェルの亡き王女のパヴァーヌ、
カバレフスキーのソナチネ、ラフマニノフの前奏曲など　そうそうたる曲が並びます。

時代による演奏方法、作曲者によるタッチや腕の使い方、楽譜の出版社の選び方、
版によっての　強弱、フレーズの違い、アクセントの表示や指使い、音色やバランス
ホールで演奏する意識　など勉強することは　山ほどあります。
指導する側としても、レッスンを受ける側もです。
私も　先日恩師に　サントリーホールでお会いした時に、ショパンの版について
先生のご意見を伺ったところです。

水曜日以外にも、主婦の方やサラリーマンの方も　習いにいらしています。
楽譜があまり読めなくて、と入られた方も　何年かすると　かなり上手になられます。

ヤマハの『大人のピアノ教室』が大々的に宣伝され、ＴＶでもそのような番組が
組まれた時代は　年配者の方も非常に多かったのですが　その頃の大ブームは
去ったものの　以前ピアノを弾きたいと思われる方は　多いのではないでしょうか。

サラリーマンのＫさんは、最近現場の仕事から　営業に仕事が変わり　平日のレッスンが
難しくなった為に、土曜日や場合によっては　日曜日に不定期ですが
１レッスンをする事も出てきました。日曜日はレッスン日ではありませんが、
臨機応変に対応したいと思っています。

（今日も、学校の伴奏を頼まれた生徒のレッスンを　通常以外にしました）